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カーリースの審査とは?基準や審査が通りやすくなる方法を詳しく解説

カーリースの審査とは?基準や審査が通りやすくなる方法を詳しく解説

カーリースでは、申し込み時に借り手(申し込み者)の審査を行います。貸し手(リース会社や保証会社)が借り手に返済能力・支払い能力があるか、リスク管理をするために実施するのが審査です。

しかし、審査の基準は一般に公開されていません。どういった審査をするのか、自分はカーリースを利用できるのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、カーリースの審査の概要や仕組み、通過しやすくなるための方法などを詳しくまとめました。これからカーリースの申し込みを検討している人は、ぜひ記事を参考にしてみてください。

カーリースの審査とは?

カーリースの審査とは?

カーリースの審査とは、申し込み時に保証会社もしくはカーリース会社が行う審査のことです。審査の目的は主に以下2つがあります。

  • 借り手に月額料金・総支払額を支払うだけの能力があるか
  • 余裕資金があるか

カーリースでは、貸し手は借り手に対して車という資産を貸し出すことになります。貸し出した資産に対して月額料金を請求する形をとるため、貸し手側に毎月継続した収入があり遅延なく支払いが行われる状態かを確認する必要があります。

また、カーリースの利用中に万が一全損する事態になった場合は、違約金や残りの月額料金、残価の支払いなどが発生します全損時の損害の多くは保険でカバーされますが、条件によっては利用者負担になることもあります。そのため、多くの会社で余裕資金も判断基準のひとつとしていると考えられるでしょう。

審査する会社はリスクを回避するために、顧客から申告された個人情報や、他社からの借り入れ状況などの信用情報を元に判断します。 審査にかかる時間は会社によって異なりますが、「即日〜1週間」ほどで結果を発表することが一般的。審査合格後に契約書を取り交わし、自宅に納車されるとカーリースを利用できるようになります。

カーリースの審査は誰が行う?

カーリースの審査は誰が行う?

カーリースの審査は「保証会社」と「自社(リース会社)」の2社が行うパターンがあります。それぞれのパターンについて以下で詳しく説明します。

(1) 保証会社による審査

カーリースの審査はリース会社ではなく保証会社が行うことがあります。

保証会社とは、リース会社に代わって債権回収リスクを負う会社のことです具体的には、代理で月額のリース料を利用者から回収し、万が一滞納があった場合にはリース会社への支払いを一時的に代行します。リース会社にとっては、契約者から債権を回収できないリスク(支払いを受けられないリスク)を軽減できることができます。

保証会社は、借り手側にもメリットがあります契約内容やリース会社の方針にもよりますが、借り手側の連帯保証人が不要になるケースもあります。

なお、保証会社による審査(保証)を前提とする場合、契約上はカーリースの利用者が自身のリース料の支払いに関する保証を保証会社に委託するという形を取るため、カーリースの契約とは別に利用者と保証会社との間で保証委託契約の締結が必要です。

(2) 自社(リース会社)での審査

自社での審査とは、リース会社が審査を行うパターン。リース会社が借り手の支払い能力があるかを判断します。自社での審査の場合は、支払いから精算まで利用者の財務に関するすべての責任を自社で持ちます。

リース契約においては、万が一の滞納時の対応が求められることもあります。そのため自社で審査する場合には、連帯保証人が必要になるケースがほとんどです。

カーリースの審査基準とは

カーリースの審査基準とは

カーリースの審査基準は各社公開していません。利用者に求められる具体的な要件は不明ですが、審査の「支払い能力があるか」という目的からある程度推測することはできます。

カーリースの審査では、具体的に以下2つの基準で判断していると考えられます。

  • 総支払額を支払えるか
  • 月々遅延なく支払えるか

それぞれ、どういった項目から判断しているか、詳しくみていきましょう。

総支払額を支払えるか

まずは、一般的な契約期間である3年・5年・7年の月額料金の支払い能力があるかを判断する際に、どういった点を詳しくみているかを解説します。

年収

支払い能力を判断するうえで、年収の重要性は高いと考えられます。一般的に年収200万円以上が基準になるとされています。

カーリースの支払いの仕組み上、月の支払いを確保するための定期的な収入が必要です。そのため、一定以上の年収は必要と考えられています。

勤務形態や勤続年数

勤務形態とは正社員や契約社員、パート・アルバイトなどの雇用ステータスのこと。勤続年数とは勤務先にどれほど勤めているかの期間のことです。

現時点で毎月安定した収入があるか、といった観点で勤務形態や勤続年数が審査の基準になる可能性があります。

資産

資産とは、株や債権、不動産や機械設備など金銭的な価値があり、現金化できるものの総称です。

カーリースの申し込み時は、資産の有無が支払い能力を判断するための、ひとつの基準になる可能性があると考えられます。

月々遅延なく支払えるか

次に、毎月の支払いを遅延なく行えるか判断する際に、どういった項目をみているか詳しくみていきましょう。

借入状況

カーリースの審査時には「信用情報機関」と呼ばれる、ローンの支払い状況や他社からの借入状況の情報を管理する機関に照会を行います。信用情報機関にはCICやJICC、全国銀行個人信用情報センターなどがあります。

消費者金融や銀行から多額の借入れがある場合、支払い遅延発生の危険性があると見なされて、審査に影響が出ることもあるでしょう。ただし、金額や借入れをしている会社数などが判断材料になるため、借入をしていても審査に通るケースは多々あります。

クレジットカードの利用履歴

クレジットカードの利用履歴も信用情報機関で保管されています。もし過去に支払い遅延の事実がある場合は、審査に影響が出る可能性があります

審査に通るか不安なら、信用情報を確認しよう

審査に通るか不安なら、信用情報を確認しよう

カーリースの審査を行う会社は、信用情報機関の保有する信用情報を参照することが一般的です。信用情報とは、個人のローンの支払い状況や他社からの借入状況、自己破産などの情報のこと。審査に影響を与えるケースが多い傾向があります。

信用情報は、自身が信用情報機関に問い合わせして確認することも可能。審査に通るか不安なら、信用情報を確認すると良いでしょう。具体的な確認手順は以下のとおりです。

CICでインターネットでの情報開示を行う方法>

  1. 利用環境の確認と決済方法の選択
  2. 電話番号から受付番号を取得
  3. 受付番号と電話番号の入力
  4. 個人情報の入力
  5. 利用手数料(500円)の決済
  6. 開示報告書の確認

信用情報機関には、過去5〜8年ほどの信用情報が残っています。この情報が真実である場合、情報は消去できません。普段から信用情報に傷がつかないように金融サービスを利用する必要があります。

なお、信用情報機関には、個人の信用情報 (お借り入れ状況から支払い履歴)が蓄積されており、一般的には過去5年~8年ほどの履歴が残っていると言われています。審査会社は、加盟する信用情報機関が持つ審査申し込み者個人の金融サービスの利用状況や自社で持つその他の情報等を参考にしながら、審査を承認するか見送るかを判断していると考えられます。

カーリースで審査を通りやすくする方法

カーリースで審査を通りやすくする方法

ここでは、カーリースで審査に通りやすくする4つの方法を紹介していきます。

①総支払額が安い車種・プランを選択する
②複数の保証会社・審査会社で審査を受けてみる
③連帯保証人を付ける
④返済実績を重ねる

審査に不安な人は、ぜひ紹介する方法を実践してみてください。

① 総支払額が安い車種・プランを選択する

カーリースの審査では、借り手に契約の総支払額に対する支払い能力があるかを判断します。月額料金が安い車種とプランを組み合わせることで総支払額が下がるため、審査に通りやすくなると考えられます。

カーリース​​では、申し込み時に車種やオプション、支払いプランを変更し、総支払額を調整できます。審査後も調整できるので、最初は総支払額を低めにして後から希望のプランを相談するのも良いでしょう。

②複数の保証会社・審査会社で審査を受けてみる

各社で審査基準は異なり、1社で通過できなくても別の会社では通過するケースもあります。複数の会社に申し込みを行える場合は、試してみると良いでしょう。

また、自社で審査を行っている会社では、審査に不安を感じる人の相談に乗ってくれる場合もありますよ。

③ 連帯保証人を付ける

保証会社が審査をする場合は、一般的に連帯保証人は不要です。しかし、連帯保証人をつけることで審査に前向きな影響を与えられるので、審査を通過する可能性がアップする場合があります。

連帯保証人とは、利用者による金銭の支払いがない場合、代わりに借金の返済を約束した人を意味します。もし過去にカーリースの審査に落ちたことがある人は、近親者に事情を話して相談するのも良いでしょう。

ただし、連帯保証人をつける場合は連帯保証人の審査も必要になります状況によっては、連帯保証人になれない可能性があることは頭に入れておきましょう。

④ 返済実績を重ねる

信用情報機関には5〜8年ほど信用情報の履歴が残ります。しかし、直近で返済の実績を積み重ねていれば、連帯保証人をつけるなどして承認が出た事例もあります。

信用情報に傷がある場合、審査を行う会社に相談することもひとつの方法です。

カーリースの審査を理解したうえで申し込もう

カーリースに申し込む際は、リース会社や保証会社によって審査が行われます。審査時は提出された情報や信用情報をもとに借り手の支払い能力を判断しています。特に他社からの借入状況や返済状況の記録は5〜8年間残るため、普段からトラブルを起こさぬように利用することが重要です。

カーリースの審査は、自動車ローンや残価型クレジット等と比較してカーリースの審査基準だけが緩いわけではありません。しかし過去に審査に落ちた経験のある人でも、連帯保証人をつけることで審査に通ることもあります

過去に審査に通らなかった経験のある人は、まずはカーリース会社に相談することから始めると良いでしょう。

カーリースの審査に関するQ&A

ここではカーリースの審査を実施する際によくある質問をQ&Aで紹介します。

カーリースはどのような情報を元に審査していますか?

カーリースでは、借り手から提出された年収や勤務形態、勤続年数、資産などの情報、または信用情報機関に保管されている債務履歴やクレジットカードの利用履歴の情報をもとに審査していると考えられます。

審査はリース会社が財務上のリスクを回避するために、借り手に支払い能力があるかを判断しています。

どれだけの収入があればカーリースの審査に通りますか?

カーリースの審査基準はどの会社も公開していないため、どれだけの収入があれば審査に通るかは不明です。一般的には、年収200万円以上が基準になるとされています。

審査において、もちろん収入は重要です。それ以外にも現在の就労状況や他社からの債務状況などから、総合的に判断しています。

カーリースの審査に落ちるとどうなりますか?

カーリースの審査に落ちた場合、その会社でサービスを利用することはできません。2度目の申し込みはできますが、根本的な原因が解消されない限り審査に通ることはないでしょう。

もし1社目で審査に落ちてしまった場合でも、他社に申し込みすることは可能です。しかし、審査履歴は信用情報機関に半年間残ります。短期間に何社にもわたる多重申し込みが見られた場合には、審査に影響が出てくる可能性があります。

自動車ローンよりカーリースの審査のほうが通りやすい?

自動車ローンや残価型クレジットよりもカーリースの審査基準が緩いわけではありません。しかし、自動車ローンを組めなかった人が、連帯保証人をつけてカーリースの審査に通った事例は多くあります

ブラックリストに入っているとカーリースの審査に通りませんか?

カーリースの審査に通ることは完全に不可能ということはありませんが、基本的には厳しいと考えた方が良いでしょう。

ブラックリストとは、過去に支払い遅延や自己破産などで金融トラブルを起こした経歴があり、信用情報に傷がある人を意味します。審査には大きなマイナスポイントになりますが、連帯保証人をつけることで審査に通った事例もあります。

この記事の監修者

原 航介

カーライフプランナー
日産自動車、フォルクスワーゲン・ファイナンシャルサービス・トヨタ自動車グループ会社にて、残価型ローン商品の開発や自動車ディーラー向けカーリース商品の開発担当経験など実績多数