
自分の意思で加入するかどうかを決められる任意保険。基本的にカーリースの月額料金には任意保険は含まれていないため、自身で探して申し込む必要があります。
「カーリースの任意保険は自分で必入る要があるの?」「任意保険の種類にはどんなものがあるの?」このように考えている人も多いでしょう。そこで本記事では、カーリースの任意保険の概要や具体的な費用、安くする方法を解説します。カーリースの利用を検討している人は、ぜひ記事を参考にしてみてください。
カーリースの任意保険とは

ここではカーリースの任意保険の概要を解説していきます。誰が任意保険の費用をだれが払うのか、車両保険の必必要性があるのか、といった点について、それぞれ詳しく解説します。
カーリースの任意保険料は誰が支払う?
カーリースの任意保険の費用はカーリースの月額料金に含む場合を除き、基本的に契約者が負担します。契約者はカーリースのプランを検討するのと同時に自動車保険を探す必要があります。
任意保険は、大きく分けて「通販型」と「代理店型」の2つの種類があります。通販型とはインターネットを通じて申し込むタイプの保険。代理店型とは対面で手続きを行うタイプの保険です。人件費や事務所代などがかからない分、一般的に代理店型よりも通販型のほうが保険料が安い傾向があります。
保険料は希望する保証内容や年齢・等級(過去の事故歴)、契約車両等によって異なりますが、記名被保険者の年代別の保険料目安は以下のとおりです。
| 記名被保険者の年齢 | 車両保険なし | 車両保険(一般)あり |
|---|---|---|
| 20代 | 約8万円/年 | 約12万円 |
| 30代 | 約4万円 | 約6万円 |
| 40代 | 約3万円 | 約5.5万円 |
| 50代 | 約3万円 | 約5.5万円 |
| 60代 | 約2.5万円 | 約5万円 |
上記はあくまで目安であり、実際は車種や利用者の等級(過去の事故歴)、補償の有無などで変動します。
任意保険には、対人・対物賠償をはじめ、車両保険や無保険車傷害保険、特約など、さまざまな項目があります。保険を選ぶ際は各項目の有無と賠償金額を検討して自分にあったプランを選びましょう。
車両保険はつけたほうが良い?
カーリースで借りている車が万が一全損して廃車になった場合、利用者には規定損害金や違約金の支払いが発生します。支払い金額が数百万円にも及ぶ場合があるので、カーリースでは必ず車両保険付きの任意保険に加入する必要があります。
車両保険とは、利用者が保有する車の損害をカバーするための保険です。車は事故に限らず火災や盗難、自然災害などさまざまな形で損害を受けることがあります。車両保険はその修理費用や車両本体を補償するための保険です。
カーリース用の保険がある?
カーリースでは、車を購入するときと同様の自動車保険に入ることが一般的です。自動車保険の契約上は利用者が車を所有しているものとして、補償が行われます。
ただし、一部のカーリース会社では保険会社と提携してカーリース専用の保険を提供していることがあります。
カーリース専用の保険は事故が起きてもリース期間中は保険金が下がらなかったり、保険を使用しても等級が下がりづらかったりするなど、独自のメリットが豊富です。
エンキロでも任意保険が必要なお客様に提携の保険会社を紹介しています。必要な人はぜひお気軽にお申し付けください。
カーリースの保険の種類

カーリースや自動車の保険には、大きく分けて「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があります。それぞれ、詳しく説明します。
自賠責保険
自賠責保険とは、車を持つ人が強制的に加入させられる保険です。車検のたびに2年間もしくは3年間の費用を前払いする仕組みです。
自賠責保険は、支払期間が長いほど月当たりの支払額は安くなります。例えば、軽自動車の具体的な支払額は以下の通りです。
| 月あたり | 支払額 | |
|---|---|---|
| 12ヵ月 | 950円 | 11,440円 |
| 24ヵ月 | 730円 | 17,540円 |
| 36ヵ月 | 653円 | 23,520円 |
また、自賠責保険の補償範囲は以下の通りです。
| 補償の範囲 | 支払限度額 (被害者1名あたり) | |
|---|---|---|
| 傷害による損害 | 治療関係費、文書料、休業損害、慰謝料 | 最高120万円まで |
| 後遺障害による損害 | 逸失利益、慰謝料など | 神経系統・精神・胸腹部臓器に著しい障害を残して介護が必要な場合 ・常時介護のとき:最高4,000万円 ・随時介護のとき:最高3,000万円 後遺障害の程度によって ・第1級:最高3,000万円~ ・第14級:最高75万円 |
| 死亡による損害 | 葬儀費、逸失利益、慰謝料 (本人および遺族) | 最高3,000万円 |
| 死亡するまでの傷害による損害 | 傷害による損害の場合と同じ | 最高120万円 |
上限が決められていたり自身の身体や車に対する補償がなかったりするなど、自賠責保険ではカバーできない部分も多いことを覚えておきましょう。
任意保険
任意保険とは、その名のとおり自分の意思で加入する保険です。カーリースでは、リース期間中の車両に関するリスクをカバーするために任意保険に加入する必要があります。
破損や修理の状況によっては多額の支払いが発生する可能性があるため、エンキロでは必ず車両保険付きの任意保険に加入をお願いしています。
後半で詳しく解説しますが、任意保険にはさまざまな項目があります。任意保険では、それぞれの項目の有無や補償限度額を確認して、自分にあったプランを選ぶことが重要です。
カーリースで保険に加入しなければならない3つの理由

カーリースを利用するときは任意保険への加入が必須です。ここでは、カーリースで保険に入らなければならない3つの理由を解説します。
- 修理費は自己負担になるため
- 全損の場合に違約金や解約手数料を支払わなければならないため
- 返却時に原状回復義務があるため
修理費は自己負担になるため
カーリースの契約では、多くの場合修理費用の一部を利用者が自己負担することが義務付けられます。保険に加入しない場合、損傷の修理費用は契約者が全額負担しなければなりません。
修理内容によっては費用が高額になることもあるため、任意保険への加入が必要です。
全損の場合に違約金や解約手数料を支払わなければならないため
事故で車が全損した場合は、契約は強制解除となり高額な違約金や解約手数料を支払わなければなりません。
具体的には「残価」「残りの契約期間の月額料金」「事務手数料」などが挙げられます。すべての費用の合算は数百万円単位になることも多いため、その補償を行うために保険に加入する必要があります。
返却時に原状回復義務があるため
カーリースでは、車の返却時に原状回復義務があります。原状回復義務とは、車をリース開始時の状態に戻す義務のことです。具体的には「清掃とメンテナンス」「損傷やへこみの修復」「純正パーツへの取り替え」などが挙げられます。
通常の使い方であれば、高額な補修費用が請求されることはありませんが、車両の破損状況や修理内容によっては高額な費用がかかることがあります。
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カーリースの保険料のシミュレーション

| 試算条件 | |
|---|---|
| 項目 | 内容 |
| 車名 (型式・車種・初度登録) | N-BOX (JF5・自家用軽四輪乗用車・令和5年10月) |
| 衝突被害軽減ブレーキ(AEB) | なし |
| 年齢 | 30歳 |
| 運転免許証の色重要 | ブルー |
| 現在のご契約 | 純新規 |
| 等級・事故有係数適用期間 | 6等級 事故有係数適用期間 0年 |
| 始期日 | 令和6年4月1日 |
| 保険期間 | 1年間 |
| 運輸支局 | 沖縄以外 |
| 始期日 | 令和6年4月 1日 |
| 保険期間 | 1年間 |
| 運輸支局 | 沖縄以外 |
| お車の使用目的重要 | 日常・レジャー使用 |
| 運転者年令条件 | 26才以上補償 |
上記で試算すると保険料は1か月で約10,540〜13,160円です。とはいえ、保険料はさまざまな要因に基づいて計算されるため、この金額はあくまで目安と考えてください。
たとえば、年間の走行距離が多い場合や年齢が若いドライバーの場合、保険料は高くなる傾向があります。ほかにもカバーする保険の種類や範囲、自己負担額によっても毎月の保険料の金額は変わります。
なお、自動車保険選びは、保険料だけでなく補償内容やサービスの質も重要ポイント。適切な自動車保険選びができるように、複数の保険会社から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
任意保険の補償内容とは

任意保険とその補償内容には主に以下が挙げられます。
| 自動車保険の項目 | 補償内容 |
|---|---|
| 車両保険 | 事故や自然災害、衝突、転倒、火災、盗難時に発生する車の修理費や損害などを補償 |
| 対人賠償責任保険 | 車の運転によって第三者に与えた損害に対する治療費用や入院費用、損害賠償金などを補償 |
| 対物賠償責任保険 | 事故によって他人の財産に損害を与えた場合の修理費用を補償 |
| 人身傷害補償保険 | 事故によって運転者や同乗者が負傷した場合に治療費用や入院費用、損害賠償金などを補償 |
| 自損事故保険 | 相手がいない自損事故で自分や同乗者が死傷した場合を補償 |
| 無保険車傷害保険 | 事故の加害者が保険に加入していない、もしくは加入していても費用をカバーしきれなかった分を補償 |
| 自動車保険の特約 | 弁護士費用特約:事故時に相手へ損害賠償請求を行う弁護士費用を補償 他車運転特約:契約外の車を運転していて事故を起こした場合に、契約条件と同等の条件を適用 ファミリーバイク特約:125cc以下のバイクを運転しているときに、事故相手にケガをさせたり物を壊したりした場合に保険金を支払い |
上記の任意保険は大きく分けると以下の保険に分類されます。それぞれどういった保険なのか詳しく解説します。
- 賠償責任保険
- 損害保険
- 車両保険
賠償責任保険
賠償責任保険とは、主に事故で被害にあった人や損害のあった物などを補償する保険です。具体的には「対人賠償責任保険」「対物賠償責任保険」があります。
賠償責任保険は、保険契約者が他人に対して法的責任を負う場合に適用されます。個人や事業者が法的責任を負うリスクから資産を保護し、予期せぬ損害賠償責任に対する補償を行う重要な保険です。
損害保険
損害保険とは、主に運転者である自分や同乗者に対する保険です。具体的には「人身傷害補償保険」や「自損事故保険」があります。
賠償責任保険が自分以外が対象であるのに対し、損害保険は自分自身を対象にした保険と認識すると良いでしょう。
車両保険
車両保険とは、自分自身の車に対する保険です。カーリースではこの車両保険に加入することがカーリースを利用する必須条件です。
自分の車全般に関わる保険であり、修理費用も補償します。自動車保険では車両保険の有無で、保険料が大きく変動することを覚えておきましょう。
カーリースの保険料を安くする4つの方法

カーリースを利用するときに気になるのが保険料です。ここでは、カーリースの保険料を安くするための4つの方法を詳しく解説します。保険料を安くする方法を活用しながら自分に最適な保険を見つけ、安心したカーライフを送りましょう。
他社と比較する
保険料は、保険会社によって異なる場合がほとんど。そのため、他社と比較することで保険料の安い保険会社を見つけやすくなります。
特に通販型の保険は、インターネットを通じて簡単に比較できることがメリット。複数の保険会社のウェブサイトで保険料を計算するシミュレーションツールを利用しましょう。自分の予算・条件に最適な保険料を見つけやすくなりますよ。
通販型と代理店型を理解する
保険は大きく分けて、通販型と代理店型の2つに分類されます。通販型は、インターネットや電話を通じて契約するタイプで、代理店型は実際に店頭で契約するタイプです。
通販型は、代理店を介さないためコストが抑えられ、保険料が安くなる傾向があります。一方、代理店型は、専門的なアドバイスを受けることができるため、はじめての保険に加入する人には安心感があります。具体的には、通販型では「SBI損保」や「楽天損保」、代理店型では「三井住友海上」や「東京海上日動」などがあります。
補償内容を見直す
補償内容によって保険料は大きく変わります。不必要な補償内容を外すことで、保険料を安くすることが可能です。
例えば、新車時の価格での全損補償やガラス破損時の無自己負担補償などは、保険料を高くする一因といえるでしょう。これらの補償が必要ない場合、補償内容から外すことで保険料を抑えられます。
また、補償範囲を狭くすることもひとつの方法です。
割引を利用する
保険会社では、さまざまな割引サービスを提供しています。これらの割引を上手く利用することで、保険料を安くすることが可能です。
例えば、インターネット割引はウェブから契約することで適用される割引です。ほかにも複数の保険を同時に契約することで適用されるセット割や事故を起こさなかった期間に応じて保険料が下がるノンフリート等級別割引などもあります。これらの割引を活用し、自分に最適な保険料を見つけましょう。
カーリースの保険に関するQ&A

ここでは、カーリースの保険のよくある質問をQ&Aで紹介します。
カーリースに任意保険は必要ですか?
必要です。自己負担額を超える損害や人身事故による損害、対物事故による損害などは自賠責保険ではカバーできないため、任意保険の加入が必要です。
カーリースの保険は月額料金に含まれますか?
一部のカーリース会社では、月額料金に保険料が含まれています。しかし、すべての会社が対応しているわけではないため、契約前に確認することが重要です。
カーリースの保険料の目安はいくらくらいですか?
保険料は、年齢や運転歴、車種などにより変動します。一般的に、年齢が若いドライバーや初心者、高級車に乗っている場合は保険料が高くなる傾向があります。具体的な金額を知るためには、保険会社に直接問い合わせるか、オンラインの見積もりツールを利用すると良いでしょう。
カーリースの保険料を安くする方法はありますか?
保険料を安くする方法としては、他社との比較、通販型と代理店型の理解、補償内容の見直し、割引の利用などがあります。
カーリースで事故が発生したらどうすればいいですか?
まず、事故現場の安全確保と救護活動を行います。次に警察への通報と事故情報の報告を行なってください。そして、保険会社へ連絡し、必要に応じてレッカー車を手配しましょう。その後、保険会社の指示に従って修理などの手続きを進めます。
カーリース専用の保険はありますか?
一部の保険会社では、カーリース専用の保険を提供しています。カーリースの特性を考慮した補償内容やサービスを提供していることが特徴。しかし、すべてのカーリース会社が対応しているわけではないため、契約前に確認することが重要です。
カーリース利用時は必ず任意保険に加入しよう
カーリースを利用する際には、任意保険の加入が非常に重要。任意保険には様々なプランがあり、自分のライフスタイルや予算に合わせて選ぶことができます。 任意保険の加入は、安心してカーリースを利用するための大切なポイントです。これからカーリースを始める人はもちろん、すでに利用している人も任意保険の見直しを行い、より安心で快適なカーライフを送りましょう。
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