
運転がしやすく、維持費を抑えられることで人気の軽自動車。国内における自動車の総保有台数の40%が軽自動車と言われています。
そのなかでも人気のある軽自動車が、ホンダの「N-BOX」。一般社団法人全国軽自動車協会連合会によるとN-BOXシリーズは、2023年に23万1385台を販売しており度末までに250万台以上を販売しており、軽自動車の新車販売台数において1位を獲得するほど多くの人に選ばれている車種です。(参照:一般社団法人 全国軽自動車協会連合会「2023年12月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報」)
この記事では、N-BOXの基本的なスペック・特徴や人気の理由、向いている人などを解説します。最後まで読むことでお得にN-BOXに乗れる知識も身につくので、ぜひ最後までご覧ください。
N-BOXシリーズの基本的なスペック

はじめに、N-BOXシリーズの基本的なスペックを見ていきましょう。現在、N-BOXシリーズは、以下の3種類展開されています。
- N-BOX
- N-BOXカスタム
- N-BOXカスタムターボ
それぞれの特徴は、以下のとおりです。
| モデル | N-BOX | N-BOXカスタム | N-BOXカスタムターボ |
| 駆動方式 | i-VTEC | ターボ | |
| 全長×全幅×全高 | FF :3,395mm×1,475mm×1,790mm 4WD:3,395mm×1,475mm×1,815mm | ||
| 乗車定員 | 4名 | ||
| 車両総重量 | FF:910kg 4WD:980kg | FF:920kg 4WD:980kg | FF:940kg 4WD:1,000kg |
| 総排気量 | 0.658L | ||
| 燃費 (WLTCモード) | FF:26.1km/L 4WD:23.6km/L | FF:20.3km/L 4WD:18.4km/L | |
| 最低地上高 | 0.145m | ||
| エンジン | 水冷直列3気筒横置 | ||
| 最高出力 (kW(PS)/rpm.) | 43[58]/7,300 | 47[64]/6,000 | |
| 最大トルク (N•m(kgf•m)/rpm.) | 65[6.6]/4,800 | 104[10.6]/2,600 | |
| 最小回転半径 | FF:4.5m 4WD:4.8m | FF:4.7 4WD:4.8 | |
N-BOXとN-BOXカスタムは、燃費や最高出力・最大トルク・最小回転半径などに大きな違いはなく、スペックは同じです。
一方、N-BOXカスタムターボは、燃費と最高出力・最大トルク・最小回転半径の仕様が多少異なります。
新型N-BOXの特徴

N-BOXの特徴は、グレードが豊富なこととコンパクトカーに匹敵する広さの車内空間があることです。
各特徴を詳しく解説します。
グレードが豊富
N-BOXシリーズは、大きく分けてN-BOXとN-BOXカスタムの2つに分けられますが、グレードが豊富なのが最大の特徴。
2024年現在、発売されているグレードは、以下の10種類です。
- N-BOX
- N-BOX ファッションスタイル
- N-BOX スロープ
- N-BOXカスタム
- N-BOXカスタム コーディネートスタイル(モノトーン)
- N-BOXカスタム コーディネートスタイル(2トーン)
- N-BOXカスタム ターボ
- N-BOXカスタム ターボ コーディネートスタイル(モノトーン)
- N-BOXカスタム ターボ コーディネートスタイル(2トーン)
- N-BOXカスタム スロープ
N-BOX ファッションスタイルは、サイドミラーやドアハンドルがオフホワイトになっているデザイン。さらに、ボディと同色のホイールキャップを装着しており、外観を重視する人におすすめのモデルです。
N-BOXカスタム コーディネートスタイルとN-BOXカスタム ターボ コーディネートスタイルは、シートをはじめ、ドアミラー・ドアハンドル・ホイールに加飾が施されているのが特徴。両側がパワースライドドアになっているなど、N-BOXの上級グレードに位置付けされます。
N-BOXカスタム スロープは、後部座席に車椅子を載せられる仕様で、スロープが付いている福祉車両です。N-BOXシリーズは、さまざまなグレード展開があるので好みの1台が見つかりやすいでしょう。
コンパクトカーに匹敵する車内空間
N-BOXの車内空間は、軽最大級かつコンパクトカーに匹敵するサイズです。燃料タンクを前席中央の床下に設置するホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより、大人4人が座ってもゆとりがあり、軽自動車とは思えないほどの仕上がり。
前席と後席の間はミニバン並みの広さが確保されており、高身長の人や体格の良い人でも足を組んで座れるのが特徴です。また、長時間座っていても疲れにくいため、長距離のお出かけも快適に過ごせます。
ヤングファミリー層にも人気の理由

N-BOXは、幅広い層に人気がありますが、20代〜30代のヤングファミリー層にも人気があるのが特徴です。その理由として、以下の5つが挙げられます。
- スムーズに乗り降りができる
- 荷物に応じて後部座席を調節できる
- 子供を抱っこしたまま車に乗せられる
- 立ったまま子どもが着替えられる
- 工夫が詰まった収納スペースがある
1つずつ詳しく解説していきます。
スムーズに乗り降りができる
N-BOXは、サイドライニングにくぼみを設けてあり、子供が一人でも乗り降りしやすいのが特徴。大人だけではなく、子供が乗り降りしやすいように工夫されていることが、ヤングファミリー層から熱い支持を得ている理由です。
また、後部座席の横にはドリンクホルダーだけでなく、おもちゃやゲームが収納できるスペースも設けられています。サイドポケットの下に設置してあるスピーカー部分は、ミニカーのタイヤ幅が意識して作られており、ミニカーで遊ぶことも可能。
N-BOXは乗り降りだけではなく、子供が快適に過ごせるようなアイデアが詰まった車種です。
荷物に応じて後部座席を調節できる
N-BOXの後部座席は19cmのスライド幅を設けており 、荷物に応じて後部座席の位置を調節できます。さまざまな荷物を積めることが、ヤングファミリー層から選ばれる理由のひとつといえるでしょう。
後部座席は前に倒すだけではなく跳ね上げることができ、高さのある荷物も載せられます。ワンアクションで座席を倒したり跳ね上げたりできるので、小柄な女性でも扱いやすいのが魅力です。
後部座席と荷室をフラットにすれば、27インチの自転車を載せることができるのもN-BOXならでは。荷物に応じてさまざまなシートアレンジができるため、長さのある物も楽に積み込めます。
さらに、テールゲートが開けない狭い駐車場などでも、後部座席を跳ね上げればベビーカーをそのまま載せることも可能です。
子供を抱っこしたまま車に乗せられる
N-BOXのスライドドアは開口幅が64cmあり、子供を抱っこしたままチャイルドシートに乗せ降ろしできます。抱っこしたまま解錠でき、そのまま子どもを乗せ降ろしできることが、多くのパパママに選ばれている理由のひとつです。
さらに、キーのロックボタンを使って施錠予約をするだけでスライドドアが閉まったタイミングで自動施錠されるので、施錠する手間も省けます。
立ったまま子供が着替えられる
N-BOXは室内高が140cmで足元も広いため、子どもが立ったまま着替えられます。出先で洋服が汚れた場合でも、後部座席を跳ね上げるだけで着替えスペースに早変わり。
さらに、後部座席に乗せられるサイズのベビーカーであれば畳まずに乗せられるため、子どもをベビーカーから乗せたり降ろしたりすることなく、お世話ができます。
工夫が詰まった収納スペース
N-BOXは収納スペースが多く、車内をスッキリ保てるのが魅力。かさばりやすい子供の荷物も収納できます。
運転席と助手席周りには、大型のグローブボックスをはじめ、ドリンクホルダー・センターロアボックス・コンビニフックなどが設置されており、さまざまな物を収納できるのが特徴。インパネトレーの下には充電用USBジャックが搭載されており、いつでもスマホの充電ができます。
後部座席にも、シートバックポケットやドリンクホルダー、サイドポケット、コンビニフックが設置されているため、子供のおもちゃもスッキリ収納できますよ。
新型N-BOXの内外装の特徴や性能、標準装備

次に、N-BOXの内外装の特徴や性能、標準機能を3つ紹介します。
グレードによって異なる内装
N-BOXシリーズは、グレードによって内装が異なります。各グレードのインテリアカラーやシートカラーは、以下のとおりです。
| グレード | インテリアカラー | シートカラー (シート素材) |
| N-BOX N-BOXファッションスタイル | グレージュ×グレー | グレージュ×グレー (素材:トリコット) |
| N-BOXカスタム | ブラック | ブラック (素材:トリコット) |
| N-BOXカスタム ターボ | ブラック | ブラック (素材:プライムスムース×トリコット〈スエード調〉) |
| N-BOXカスタム コーディネートスタイル N-BOXカスタム ターボ コーディネートスタイル | ブラック | ブラック×カーボン調 (素材:プライムスムース) |
N-BOXとN-BOXファッションスタイルは、明るめの雰囲気に仕上がっているのが特徴。それ以外のグレードは、ブラックを基調としたインテリアとなります。
男女問わず、好まれるエクステリア
N-BOXのエクステリアは、グレードによってライトの形やフロントグリルのデザインが異なります。男性だけではなく、女性にも好まれるデザインが特徴です。
N-BOXは丸みのあるフロントライトと短めのフロントグリルで可愛らしい仕上がり。N-BOXカスタムシリーズは、四角いヘッドライトと存在感のあるフロントグリルが採用されており、よりシャープでスタイリッシュに仕上がっています。
グレードによってエクステリアが異なるため、好みに応じてグレードを選ぶのも良いでしょう。
ホンダの安全技術が標準搭載
N-BOXには、ホンダの安全技術「Honda SENSING」が標準搭載されており、街中の走行や高速道路の走行、駐車時の運転をサポートしてくれます。
N-BOXに搭載されている安全技術は、以下のとおりです。
| 街中走行時 | |
|---|---|
| 衝突軽減ブレーキ | 車両だけではなく、自転車を検知して、衝突回避を支援してくれる機能 |
| 先行車発進お知らせ機能 | 停車中、先行車が発信したことを知らせてくれる機能 |
| 歩行者事故低速ステアリング | 歩行者との衝突回避を支援してくれる機能 |
| 路外逸脱抑制機能 | 車線や路肩を検知し、車線からはみ出さないように支援してくれる機能 |
| 標識認識機能 | 標識の見落としをお知らせしてくれる機能 |
| 高速道路走行時 | |
| 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール | 適切に車間距離を保てるように支援してくれる機能 |
| 車線維持支援システム | 車線内を走行できるように、ステアリング操作を支援してくれる機能 |
| ブラインドスポットインフォメーション | 走行中に斜め後ろのくりまを検知してお知らせしてくれる機能 |
| 駐車時 | |
| 誤発進抑制機能 | 急発進の注意喚起をしてくれる機能 |
| 後方誤発進抑制機能 | 急な後退の注意喚起をしてくれる機能 |
| 近距離衝突軽減ブレーキ | 障害物との衝突を回避・被害の軽減をする機能 |
| パーキングセンサーシステム | 車の前後にある障害物を検知し、知らせてくれる機能 |
| 後退出庫サポート | 見通しの悪い場所で後退出庫する際に、障害物を検知し、知らせしてくれる機能 |
N-BOXは、大人はもちろん、子供も安心して乗せられる機能が搭載されています。
N-BOXとN-BOXカスタムの乗り味の違い、走行性の違いは?

N-BOXとN-BOXカスタムは、どちらも同じエンジンが搭載されているため、乗り味や走行性に大きな違いはありません。一方でN-BOXカスタムは、フロントとリア部分のダンパー減衰力が改良されていることから、乗り心地や安定性が向上しています。
標準モデルのN-BOXでも、アクセルを踏み込めばしっかり加速されるため快適な走行が可能。どのグレードを選んでも快適な走りを実感できるでしょう。
N-BOXカスタムは、パワフルなターボエンジンを搭載したターボ車も展開しています。よりスムーズな加速や力強い走りを重視する人は、N-BOXカスタム ターボを選ぶのがおすすめです。
N-BOXがおすすめな人・向いている人

N-BOXがおすすめな人は、以下に当てはまる人です。
- 使い勝手の良い車が欲しい人
- 乗り降りしやすい車が欲しい人
- 小さな子供がいるファミリー層
上記に当てはまる人は、N-BOXがピッタリといえるでしょう。
使い勝手の良い車が欲しい人
N-BOXは収納スペースが多く荷物をたくさん積めるため、使い勝手の良い車を探している人におすすめです。
低床設計で荷物の載せ降ろしがしやすく、室内も高さと長さがあることから、自転車や長さのあるもの・大きいものを積み込めます。
また、後部座席は前に倒すだけではなく跳ね上げられるため、荷物に応じてシートアレンジが可能。普段使いからアウトドアまで大活躍するでしょう。
乗り降りしやすい車が欲しい人
N-BOXは、スライドドアの開口部が広く後部座席のゆとりがあるため、体格の良い人でも乗り降りしやすいといえます。子供が一人でも乗り降りできるように設計されているのもうれしいポイントです。
さらに、子供を抱っこしたまま乗り降りできることから、乗り降りしやすい車が欲しい人にピッタリの軽自動車といえます。
小さな子供がいるファミリー層
N-BOXは、小さな子供がいるファミリー層に最適な1台です。車内空間が広く、後部座席は足元にゆとりがあるため、長時間座っていても疲れにくいのが特徴。後部座席にチャイルドシートを設置しても圧迫感を感じません。
また、室内高が140cmあることから子どもが立ったまま着替えられたりベビーカーを畳まずに乗せられたりすることもできます。荷物がかさばりやすい乳幼児期も、N-BOXであれば、しっかりと荷物を収納できますよ。
N-BOXのリセールバリューはどのくらい?

N-BOXのリセールバリューは、3年後が67%前後、5年後が53%前後と考えられています。購入してから3年経った車のリセールバリューは55%〜60%が平均値なので、N-BOXのリセールバリューは高いといえるでしょう。
N-BOXは軽自動車の中でもダントツで人気のある車種。今後も人気の状態が続くと考えられています。
おすすめのタイプ・グレードは?
N-BOXのリセールバリューが高いグレードは、N-BOXカスタムです。N-BOXカスタムは、標準搭載の装備が充実しているため、標準モデルに比べてリセールバリューが高い傾向があります。
リセールバリューはボディカラーやオプションによっても違いが生じるため、人気のあるカラーやオプションを意識して購入するのがポイントです。
リセールバリューが高いボディカラーは、「プラチナホワイトパール」「クリスタルブラックパール」の2つ。人気のオプションは、両側のリアドアパワースライドドア・純正ナビ・バックカメラです。
少しでも高く買取して欲しいという人は、上記のボディカラーやオプションを選択するのが良いでしょう。
N-BOXにお得に乗る方法はある?

車を購入する際にローンを組む人もほとんど。しかし、お得にN-BOXに乗る方法としてカーリースも人気が高まりつつあります。
車を購入する場合は、頭金や初期費用などが発生するのが一般的。カーリースは、初期費用・車両の本体価格・保険料・税金などが月額料金に含まれているため、利用する初月から一定額の支払いで済むのが特徴です。
しかし、車の使用頻度によって購入する方がお得になるケースもあるため、購入とカーリースのどちらがお得かを比較検討すると良いでしょう。
車の使用頻度が少ない人はエンキロのカーリースがおすすめ

「車に乗るのは週末だけ」「車を使うのは週に2回ほど」という人は、エンキロのカーリースがおすすめ。カーリースは毎月、一定距離を走行することを前提に料金が決められているため、走行距離が多くても少なくても料金は変わらない場合がほとんど。そのため、走行距離が少ない月は損をする可能性があることがデメリットでした。
しかし、エンキロのカーリースは「月額料金+距離料金」の料金体系で、走行距離によって支払う費用が変動します。走行距離が少ない月は支払う費用を抑えられるため、お得に車に乗れるのが特徴です。
グレードによって料金は異なりますが、エントリーグレードのN-BOXであれば、9,380円の月額基本料金(ボーナス加算月55,000円)+18円/kmの距離料金で乗ることができます。走行距離が少ない人や車に乗る機会が少ない人は、エンキロのWEBサイトを確認してみてください。
ライフスタイルに合わせてお得に車に乗ろう!

新型のN-BOXは老若男女問わず、誰もが快適に乗れる仕様の軽自動車です。車内空間はコンパクトカーに匹敵する広さで収納スペースも多く、大きな物や高さのある物も積み込めます。
N-BOXはファミリー層からの支持が厚く、ヤングファミリー層にも人気がある車種です。ベビーカーをそのまま積めたり立ったまま着替えられたりするため、さまざまな場面で重宝するでしょう。
N-BOXにお得に乗る方法として、購入以外にカーリースの選択肢もあります。車の使用頻度によって、購入するほうがお得になるケースもあるため、どちらがお得になるかをしっかりと検討して賢く楽しいカーライフを楽しみましょう。
